「格安スマホ」のデータの通信にかかるコストは、キャリアと比べるとかなり安い金額になっているのですが通話に関しては無料通話等もなく割高になっています。
全く電話をかけることがなく、着信専用・またはメールや、LINEなどで済ませるなどの方問題ないのですが、どうしても電話を使用しなければならない時があると思います。
そんな時は、IP電話を使うことに寄って通常よりも通話料を安く上げることができます。
ということで今回はIP電話について学んでいきましょう。
IP電話とは
IP(Internet Protocol)電話とは簡単に言ってしまうと電話回線でなくインターネットの回線を使ってする電話のことです。
通常の電話は電話回線を使用して音声通話しますが、IP電話では音声データをインターネットの回線に載せて転送することによって通話をします。
通常の電話を掛ける場合には規定の電話料金がかかりますが、IP電話を使用することによって電話回線を使わずにデータ通信の範囲内で電話をかけることができるため非常に安価です。
通話の価格が割高な格安スマホを使う上では是非有効活用したいところです。
IP電話は大きく分けて2タイプ
IP電話は大きく分けて2タイプあります。
サービスのユーザー同士の無料通話
1つ目は、ユーザー間の通話を無料で行うことが出来るもの。
LINEやSkypeなどといった同じサービスに登録しているユーザー同士での通話やビデオ通話はこのIP電話の仕組みを使っています。基本的にサービスの利用者同士での通話となり一般の固定電話への電話は掛けられませんし、電話番号はありません。
基本的に無料で使えるのがメリットです。
IP電話専用のサービス
もう1つはIP電話専用の電話番号(050からはじまる)が付与され番号での着信が可能で、固定電話などにも電話を掛けたりできるものがあります。
こちらは、同一サービス内の通話は無料ですが、固定電話・携帯電話への発信に関してはお金がかかります。
有名なものだと050Plusなどといった月額の課金制+電話代金(通常の電話料金と比べるとかなり安い)のものが多いです。
格安SIMでスマホと同じように使う方法
データ通信専用の「格安SIM」は、普通の携帯電話のように電話番号を持てませんが、後者のIP電話専用のサービスを利用すれば、電話番号も取得できるので通常のスマホのように利用することができます。
ただし、通話の品質に関しては電話回線とは、違い回線速度の影響を強く受けるため通話の安定度には劣ります。(自分の経験上は気になるほど酷いということはありませんでしたが)
ちなみに、通信量超過で速度の規制が入った場合でも問題なく話せるそうです。
090・080の番号が必要なく、それでも構わない人は音声通話機能がいらない分さらに格安でスマホを使うことができます。
まとめ
「格安スマホ」を使う上でIP電話は料金の節約に一役買ってくれるサービスなので積極的に利用してみましょう。
OCN モバイル ONEなら、通話+データSIMの場合は上記のIP電話専用のサービス「050Plus」(通常月額300円)が無料になります。(データSIMの場合は半額)ある程度通話込みで格安スマホを考えている方にはオススメです。