TUTAYAを運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブと、フリービット株式会社が共同で立ち上げたTONE MOBILE(通称TUTAYAスマホ)の展開が5月5日より始まることが発表されました。
TUTAYAといえば全国で1400店舗以上のお店を構える大手のレンタルCD/DVDチェーンですね。また、色々なお店でポイントが貯まるTポイントでもおなじみです。
どのような形での展開になるのか注目している方も多いのではないでしょうか?
ということで、今回はトーンモバイルについて速報をしていきます。
TUTAYAスマホ(トーンモバイル)が5月5日からスタート
TUTAYAスマホは5月5日より全国5店舗で発売開始後、徐々に発売店舗を拡大していくとのことです。
料金体系について
料金体系については1プランのみでそこにオプションをつけることでカスタマイズするような形になっています。
・月額1,000円で通信速度は500kbps~600kbpsのデータ通信のみプラン
SMS+IP電話番号が付属
・高速通信はオプションで1GB/300円を購入する
・音声通話機能を付ける場合は月額953円(初期費用+1,500円)
※18円/30秒の通話代金 留守電350円/月 キャッチホン250円/月
ざっくりとまとめるとこのような感じになります。
他のMVNO事業者と比べても比較的高い値段になっているため、個人的には全く魅力を感じません。
端末について
端末についてもセットで販売がされます。スペック的に言うとエントリーモデルに当たリますが、その分やや安価な値段設定です。
・端末は5.5インチ QuadCore1.3GHz メモリ1GB ストレージ4GB 3G通信のみ対応 端末代は24,000円
LTE通信に関してはサポートしていないようです。また、スペックもかなり低いのでゲームなどを楽しみたいという人でなく本当に、ちょっとアプリとかをつかったりネットサーフィンをしたりするのが目的になりそうです。
格安スマホを検討しているのであれば、docomoの白ロム+格安SIMの運用がいいでしょう。2.5万程払えば1年ほど前のハイスペック機が購入できることも多いので。
その他特徴
本体の事業の強みを使ってある程度特色を出してきているような感じです。
・TONE展開のTUTAYAでのCD/DVDのレンタルが月に各1枚無料
・TUTAYA店舗でのサポートの仕組みや、関連サービスとの連携
・Tポイントが貯まるよ
レンタル事業や、音楽事業と連携を進めてくるみたいですね。
実際の店舗がサポートの窓口になれるというてんでは格安スマホについて知らないそうでもある程度簡単に使うことができるかもしません。
まとめ
端末や、プランを見る限り「格安スマホって難しくてよくわからないけど、とりあえず安くスマホを使いたい」という知識がない層を狙っているのではないかと思います。
実店舗でのサポートに関しては、ただでさえ安くて利益がでないものを無知な人に売って、サポートの費用がかさむのでは?とちょっと心配になります。
自分であれこれ考えて「格安スマホ」を選べない!面倒くさい!という人でもなければ他の事業者で契約をしたほうがいいのかなというのが今回の発表を受けての感想です。
実店舗を持っているという部分は他の格安スマホ事業者にはない利点になるので今後どのように展開していくかは非常に興味がある部分ではありますが。
詳細は公式サイトを確認して下さい。
格安スマホ「TONE」
参照:
・ニュースリリース
・TONE MOBILE