キャリアのスマホは用意されている機種の中から好きな機種を選ぶのですが、「格安スマホ」は違います。
「格安スマホを使いたい!」という場合には機種に関しては原則的に自分自身で調達しなくてはなりません。(一部の事業者では端末セットプランもありますが)
その際、格安スマホで使用できる機種を選ぶ際に必ず耳にするワードに「SIMロック」と「SIMフリー」があります。
今回はこの2つについて説明します。
簡単に動画でも説明しています。
SIMロックとは
SIMロックとは、その端末で使用することが出来るSIMカードの制限がかかっている状態のことを指します。英語だとFactory Lockといいます。
2015年1月現在、日本国内で出回っているほとんどのスマホがこのSIMロックが掛かった状態です。
例えば、現在docomoの端末を使っていて、友達のauやSoftBankのSIMカードを借りて自分の端末につけてみてもSIMカードの認識ができずに電話も通信もできないのです。
つまりdocomoで買った端末には、docomoのネットワークでしか使えないロックが掛けてあり他のSIMカードを認識しないので他のキャリアや、海外のキャリアのSIMカードを指しても使用することができません。
SIMフリーとは
一方で、端末自体で使用できるSIMの制限がない端末のこと日本ではSIMフリー端末と言っています。英語だとFactory unLockです。
SIMロックとは反対にどこのキャリアのSIMを使っても電話や通信をすることができますし、海外に行った十時に現地のSIMカードを刺して使うことができます。
日本ではSIMロックを掛けた端末を売ることが主流でしたが、総務省の決定によりキャリアは2015年の5月以降に販売する端末はSIMフリーを原則とする事になりましたので今後は日本の携帯電話市場が大きく動いていくかもしれません。
海外ではSIMフリーの方が主流になっています。
国と国が陸続きで簡単に移動できてしまったり、大陸自体が非常に広く特定の通信事業者ではカバーが困難等の理由があるからです。
格安スマホで使用できる機種については格安スマホ・格安SIMで使用できる端末の項目を確認して下さい。