「格安スマホ」はどんな人が使っても、今まで使っていた「キャリアスマホ」より安くなるというものではありません。
使い方次第では、「キャリアスマホ」のほうがお得な場合もあります。高い料金を払いたくないから「格安スマホ」にするのにそんなことになっては本末転倒です。
ということで今回は「格安スマホ」にすると得する人について書きます。
格安スマホにすると得する人
これから上げる3点を満たす人については格安スマホにすることによりかなりの金額を節約することが出来るはずです。順に見て行きましょう。
電話をほとんどしない
格安スマホはデータの通信量が安いのですが、電話代金は20円/30秒と高いです。
キャリアスマホの電話掛け放題は月額2,700円ほどですので「格安スマホ」で月間68分以上の通話をすると同じになってしまいます。
「格安スマホ」のデータ代金がキャリアの30%前後ということを踏まえても月間90分以上の通話をする場合は「格安スマホ」ではなくキャリアのかけ放題プランに入るのが無難だと思います。
ただし、プレフィックスサービスや、IP電話を使えばある程度電話代を抑えることができるので電話を掛けまくらなければいけないという人でなければ問題無いと思います。
参考
・プレフィックスサービスで通話代節約
・IP電話とは
キャリアのサービスがなくても困らない人
「格安スマホ」では、各キャリアが提供しているのサービスは使えません。
例えば、家族通話無料・キャリアメール(@docomo.ne.jp・ezweb.co.jp・softbank.jp等)おサイフケータイ機能、安心パック。。。こういったものは一切使えなくなります。
なので、キャリアメールをメインのアドレスにしていてこちらをよく使う人は向いていません。
最近ではGmailや、yahoo!mailなどといった無料のメールサービスや、LINEなどがありますのでこの辺りを使いこなしている人にはあまり問題はないと思います。
また、サポートに関してもキャリアスマホとくらべると少ないので、ネットなどで調べて自分で問題を解決できる能力も必要です。
データ通信がスマホを使う主な用途である
「格安スマホ」のデータ通信の料金はキャリアスマホと比べるとかなり安いです。
例を挙げると、高速通信の通信容量2GBのプランだとキャリアでは3,500円で、格安スマホでは900円です。
スマホの用途のメインがデータ通信のであるのであれば乗り換えることによって同じデータ量でも安く使用することができます。
ただし、通信の速度などがキャリアスマホと比べると格安スマホは劣る部分があります。その辺りの認識を持つことは必要です。ただし、一般的な使用の範囲内であればほぼ問題がないです。
まとめ
格安スマホにすると得する人は下記の通り
・データ通信がメインで、電話はほぼ使わない
・キャリアのサービス・サポートがなくても大丈夫な人
また、電話を替えることが多い人でも「キャリアのかけ放題ガラゲー+格安SIMスマホ」の2台持ちを検討してもいいと思います。通話はガラゲー、通信はスマホという使い分けができ、携帯の2台持ちが気にならない方はこちらを検討してください。