いつも色々なデータ統計を行っているMMD研究所さんから8月におこなった格安スマホ・SIMに関する調査のデータが出ていましたので紹介したいと思います。
サンプル数に関しては20〜59歳の人々1,111人となっています。
MVNO「格安SIM・格安スマホ」の業界シェアは?
以前同じようにMVNO「格安SIM・格安スマホ」のシェアと、通信品質満足度1位は?【2015年5月】でも紹介していますが、3ヶ月程たちましたがMVNO業界のシェアがどのような形の変化をしているのかを見て行きたいとお思います。
今回も実際の集計データの表をお借りして見ていきます。※前回データを集計した会社自体は違います。ですが参考にするには十分だと思います。
簡単に抜粋して書くと
・OCNモバイル 20.1%
・IIJmio/BIC SIM 18.6%
・ビックローブ 13.2%
・楽天モバイル 12.4%
この辺りがシェアの上位になりますね。表ではインターネットイニシアティブが運営しているIIJmioとBIC SIMが別になっていますが運営は同一のため合算しています。
また、ビックローブに関してもイオンモバイルの運営をしているので数字は合算にしてみました。
こうすると純粋にMVNOのどの事業者が高いシェアを占めているかがわかると思います。
5月に出ていたレポートと同じで業界シェア第1位はOCNモバイル・第2位はIIJmio/BIC SIM・第3位はイオンモバイルでも採用されているビックローブとなっています。
注目したい点は、楽天モバイルが躍進している点です。
5月の調査では上位に名前が出ていなかったためその他の分類ですが、今回の調査では第4位にまで上がってきており、業界シェア3位のビックローブに迫る勢いです。
楽天モバイルに関しては最近ではCMで某有名サッカー選手をつかったCM を幅広く展開していますし、端末の独占提供をしたりと楽天モバイルの力の入れ具合が見て取れます。あわせて楽天市場のユーザー層と格安な料金を求める層がかなりマッチしているのでは予想しています。
まとめ
調査に関してはサンプル数が1,100件程のインターネット調査で実際のシェアとは多少ズレはあると思いますが、十分参考になると思います。
基本的に回線速度等の口コミや評判などをみても上記の上位4社に関しては良好です。やはり、契約数が多いほど設備への投資が可能でかつ、ユーザーの使用する領域に関しても偏りが減りより安定した通信ができるためだと思います。
業界のシェアに関しても、格安スマホや格安SIMを選ぶ際の選考基準になると思いますので是非参考にしてみてください。自分に最適なプランを提供している事業者で業界シェアが高く回線の安定度が高いMVNO事業者を選ぶのが一番失敗がなくいいと思いますよ。
各MVNO事業者については詳細ページを参考にしてください。
DMMモバイルは実はIIJmioの設備で運用されているため、回線の品質等はIIJmioとほとんど変わりありません。シェアはそこそこですね。