格安スマホ・格安SIMの弱点として通話の定額サービス等がなく通話料が高いということがあります。しかし通話に関してはツールを活用することによって電話代を節約することが可能です。通話代を安く済ませるために利用するサービスとしては、「プレフィックスサービス」と「IP電話」があります。
今回はIP電話の1つである「ハングアウトダイヤル」を紹介します。
ハングアウトダイヤルを使って電話代を節約しよう
ハングアウトダイヤルはAndroidのスマホを利用している人であればほぼ100%持っているGoogleアカウントがあれば誰でも利用可能な点がかなり優れています。電話番号の付与はないので発信専用にはなりますが個人的にはかなり使いやすく重宝しています。
「ハングアウトダイヤル」を利用した通話に関しては、電話回線を使用した通常の通話ではなく、インターネット回線を利用して行う「IP電話」になります。通話の品質については通常の電話と比べるとよくありませんが、個人的にはあまり気になりません。ただ、状況によっては多少の遅延があったりする時がありますので注意が必要です。
グーグルアカウントを持っていれば誰でも利用でき、事前にアカウントに通話代金をチャージする形で利用します。ライン電話と比べて便利な点としては使わなかったクレジットはいつでも支払ったクレジットカードに払い戻しも可能です。最初の起動時にクレジットの購入を求められますので支持に従って入金します。
最近、発信者通知にも対応しました。ただし、Docomoへの通話の際は詐欺対策での仕様で通知不可になるようです。
日本国内の通話の料金に関しては下記のようになっています。
・固定電話へ 1分3セント
・携帯電話へ 1分9セント
・IP電話等へ 1分3セント
もちろん「ハングアウト」を利用している人同士の通話は無料ですよ。
通常の通話が1分40円で、プレフィックスサービスを利用したとしても1分間で20円なのでかなり安いのがわかると思います。
ハングアウトダイヤルの使い方
使い方は簡単です。今回はiPhone版のアプリのスクリーンショットです。Android版もほとんど変わりませんよ。
まずはアプリのダウンロードからです。
Android版は「ハングアウト」のアプリの他に「ハングアウトダイヤル」というアプリをダウンロードする必要があります。
こちらから2つのアプリをダウンロードします。
iPhone版は下記の「ハングアウト」のアプリだけで通話もOK
インストールが終わったら起動しましょう。
iPhoneアプリであればそのまま電話のタブを、Androidアプリの場合は「ハングアウトダイヤル」のアプリをダウンロードすると電話のタブが表示されますので選択します。発信者番号の通知がONになっているとポップアップで番号を表示してくれます。
通話の履歴とアカウントの残高が確認できます。真ん中にあるダイヤルのマークをタップするとダイヤルの画面に移ります。
通常の電話と同じように普通にダイヤルをしてください。右上から連絡先を選択することも可能です。
発信の前に通話する電話番号と料金が通知されますので問題なければ「発信」を選択するだけでOK。
通常の電話と同じように使用できるので簡単に使うことができると思います。
まとめ
私の使い方としては、待ち時間で通話が長くなるサポートセンターへの電話や、お店への予約の際などはハングアウトダイヤルを利用しています。比較的短くて安定した品質が必要なビジネスの連絡等に関しては楽天でんわなどのプレフィックスサービスを使用するように使い分けています。
また、間違えて通常の電話アプリを使わないようにショートカットを削除したりと料金を抑える工夫をしています。
通話が高い格安スマホですがプレフィックスサービスやハングアウトダイヤルを利用することによって通話代を抑えることができますので是非一度使ってみてください。
new 2016/01/28
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