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格安スマホの選び方

docomo・au・SoftBankから格安スマホにMNPするため知っておきたいこと

投稿日:2015-01-07 更新日:

MNP
MVNO格安SIMメインの携帯を補う形のサブ回線として扱われることが多かったのですが、MVNOを運営する格安SIMの事業者から音声通話も可能な格安スマホのサービスが登場してからは今までのサブ的な用途ではなくメインの携帯回線をMVNOにするという人も増えてきました。

大手のキャリアから電話番号を保持したまま格安スマホに移るためにはMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の制度を使う必要があります。こちらの仕組みを使うことによって今までと同じ電話番号のまま格安スマホに乗り換えて、安価にスマホを使えます。

今回はこのMNPを使って格安スマホに乗り換えるために知っておいたほうがよいことをまとめて書いていきます。

キャリアからMNPするために知っておきたいこと

私もSoftBankから格安スマホにMNPで乗り換えをして格安スマホを使い始めたのですが、今までは同じキャリアを使い続けていたということもあり手続きをしていると「?」ということが何回かありました。今回はそいう方にも参考になるように全体の流れ、必要な費用、注意点などをまとめていきます。

MNPの全体の流れ

まずは、全体の流れをつかむようにしましょう。この流れを理解していないと手間が増えてしまう可能性があります。

MNP番号取得からの流れ

1.現在使っているキャリアからMNPの予約番号を取得

2.MNP予約番号を使用して、格安スマホ事業者に申し込みをする。

3.格安スマホ事業者で申し込みが完了する。
完了と同時に使っていたキャリアの契約が終了

4.格安スマホ事業者からSIMカードなどが届きしだい設定と開通する

5.格安スマホデビュー♪

特に難しくはありませんがまずはMNP予約番号を取得するところから始めましょう。たとえ店頭で格安スマホのMNP手続きができるところに行ってもMNP予約番号がなければ手続きは進められません。

MNP番号の取得方法

MNPの予約番号については、現在契約しているキャリアにお願いをして発行してもらいます。簡単に下記に方法をまとめていますので参考にしつつ、詳細は該当のページで確認するようにしましょう。

docomo 

・キャリアショップ(要本人確認書類)
・151(ドコモ携帯から) 0120-800-000 に電話
・My docomoにログイン後docomoオンライン手続きより

参照:https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/change_release/mnp_release/

au

・キャリアショップ(要本人確認書類)
・0077-75470 に電話
・auお客様サポート→申し込み/変更→MNPより

参照:http://www.au.kddi.com/support/mobile/procedure/contract/mnp-surrender/

SoftBank

・キャリアショップ(要本人確認書類)
・*5533(ソフトバンク携帯から)0800-100-5533に電話
・My SoftBankより手続き(スマホは不可)

参考:http://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/

時間がある人は直接キャリアショップに行くのが一番手間がないでしょう。手続きの際には必ず本人確認書類必要になりますので忘れないようにしましょう。

キャリアショップに行く時間がない人は電話での手続きをオススメします。

MNP予約番号とは

手続きが完了すると、SMSでMNPの予約番号が届きます。

MNP予約番号とは

MNPをするために必要な10桁の数字です。こちら番号をもとに転入先の会社が電話番号の移動の手続きをします。

こちらの番号はMNPの手続きを行う際に必ず必要になりますので大事に保管しておきましょう。

MNPにかかる費用

MNPの予約番号を発行してもらうには手数料がかかります。

MNP予約番号の発行手数料

2,000円
※docomo・au・SoftBank 2015/03現在

ただし番号の発行をするだけでは費用はかからず、実際にこちらのMNP予約番号が使われた際に費用がかかります。

MNP予約番号の手数料の他にかかる費用としては、キャリア解約の際の2年縛りの契約の違約金や、支払いの済んでいない端末の代金などがありますので事前にしっかりとチェックしましょう。

MNPの注意事項

MNPの予約番号には有効期限があります。こちらの有効期限が切れる前に格安スマホに申し込みを完了させる必要があります。

MNP予約番号の有効期間

15日間

また、キャリアの解約はMNPの受け入れ側での作業が終わると同時に行われます。こちらの受入れにかかる時間については各事業者で異なりますのでしっかりと確認しましょう。この申し込みにかかる時間を考えて行動しないと思わぬ損をする可能性があります。

この辺りを、実際のケースとともに見て行きましょう。

A子さんとB子さんはdocomoの携帯を契約していてちょうど今月(3月)が契約更新月です。

A子さん
3/20に電話にてMNPの予約番号取得し、翌日の3/21に格安スマホに申し込みをしました。格安スマホの事業者から3/26に申し込みが完了の連絡があり、3/28から格安スマホを使い始めました。

更新月にdocomoのスマホを解約できたので解約の違約金もかかりませんでした。

B子さん
3/20にキャリアショップでMNPの予約番号を取得しました。しかし忙しくてなかなか格安スマホの申し込みをすることができず3/28に申し込みをしました。申し込みが遅かったため3月中に格安スマホの申し込みが完了せず申し込み完了の連絡が来たのは4/1でした。

更新月での解約ができず、違約金9,500円が掛かってしまっただけでなく、日割りの計算がないものは4月の月額費用も掛かってしまいました。

このように、A子さんとB子さんのケースを見ればわかると思いますが、場合によっては結構な金額が変わってきます。

そのため、余裕をみて申し込みの作業をするようにしましょう。

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