「格安スマホ」・「格安シム」の料金体系でも、説明しましたが「格安スマホ」と「格安SIM」の料金に関しては使用できる高速通信のデータの量に応じてプランが用意されています。
この高速通信のデータ量とはどういうことなのかをここでは説明します。
月間の高速通信のデータ使用可能容量とは
この月間の高速通信のデータ使用可能容量に関しては、高速のモバイルデータ通信を使用して取得したデータの容量によって計算され、規定のデータ量を超えると通信速度に規制が入るような形になっています。
この規定のデータ量ごとに料金プランが設定されている場合が多く、一部データの通信量に制限が無いプランを用意している事業者もあります。
高速通信の最大速度に関しては150Mbpsとしている事業者がほとんど(Docomoの最高速度なので)で、規定のデータ量を超えたあとの、通信速度に関しては125kbps~250kbpsに規制されれるケースが多いです。
勘違いされやすいのですが、月間の高速通信のデータ使用可能容量は規定の通信量を超えた場合に、通信自体ができなくなるのではなく通信速度が規制されて極端に遅くなるだけです。
また、規制後の速度に関しても、メール・LINEのやりとり(写真のやりとりなどは速度が遅くストレスを感じることも)に関しては問題なく行える速度です。
具体的な例を挙げます。
Aくんの1月のデータ通信の例
こちらがAくんの月間のデータ通信の使用量とします。Aくんは月間の高速通信のデータ量が2G(約2,000MB)プランを契約しています。
まず、Aくんは
・ゲーム 500MB
・動画 800MB
・インターネット 500MB
・Facebook 200MB
の計2GBの通信を使用しました。
そのあとに、
・メール 50MB
・LINE 100MB
の計150MBを使っています。
2GBまでは最大150Mbpsの高速通信を使用できていましたが。2GBを超えた150MBのデータ通信は200kbpsの低速な通信となってしまいました。
(わかりやすくするために分けていますので突っ込まないこと)
といった感じです。
このようにプランによって決まっているデータ容量を超えてた通信に関しては速度が低速通信に規制されます。
規制された後にこの規制を解除するには、追加でデータ通信容量を購入するか、月の制限であれば翌月になるまで我慢するかのどちらかになります。
追加データ容量の代金や、プランなどは事業者毎に異なりますので確認が必要です。
※通信速度に関しては通信速度とはの項目をご確認ください。