MVNO「格安SIM・格安スマホ」に関するニュースが出ていましたので、その情報を元にどのMVNOを事業者が提供する「格安SIM・格安スマホ」を選んでいくのがいいかを考えていきたいと思います。
個人的に業界内のシェアや、通信品質の満足度に関しては定期的に観察していますが、今回の調査でも大きな変化は見られませんでした。ただ、格安SIM・格安スマホ全体として概ね皆満足して使用してる人が多いというのがわかりました。
MVNO「格安SIM・格安スマホ」のシェアと、通信品質満足度は
今回の調査は、色々な調査をおこなっているICT総研さんが最近行ったものであり、サンブルデータ数は726件となっています。
MVNO「格安SIM・格安SIM」の利用者シェア
格安SIMの利用者のシェアに関しては、「OCNモバイル」と「IIJmio」が引き続き1位、2位と続いていく形で大きなシェアの変動はないみたいです。
今回の調査では上位5社で50%程のシェアととなっており、意外とシェアが分散しているような気がします。ただし、上位2社に関しては他と比べると頭一つ抜け出ている印象ですね。
続いて利用者の満足度に関するグラフもありますので見ていきます。
MVNO「格安SIM・格安スマホ」の利用者満足度は
利用満足度は料金と通信品質についてのグラフになっています。
月額料の満足度
月額料金の満足度については「OCNモバイル」が1番ですが、全体的に70程のスコアをつけているのを見るとキャリアのスマホと比較して値段の面ではほとんどの人が満足しているようです。(どちらかと言えば満足のスコアが66.6の計算のため)
人にもよりますがキャリアの料金の半額以下で運用することもできる格安スマホに対する印象は全体的にポジティブな印象ですね。
通話品質の満足度
通話品質の満足度1位は「IIJmio」です。通信品質に関してはその他のMVNO事業者の平均スコアが60ほどとなっており、満足と不満の間に位置しています。上位5社の通信品質に関してはおおよそ満足している人が多いので、MVNOの事業者を選ぶ際はまず上位5社から選ぶようにしたほうが無難に見えます。
特に、シェア1.2位の「OCNモバイル」と「IIJmio」に関しては、元々ISPの事業を行っていたこともあり、ネットワークの運用に強いというのが通信の満足度につながっているようです。
まとめ
格安SIMを利用した、格安スマホを選ぶ際は、あまり大きな違いがない料金プランよりも、通信の品質に重きをおくのが後悔しないポイントになるのではないでしょうか。
その点を考慮すると「OCNモバイル」「IIJmio」のどちらから選んでいくのがいいと思います。
シェア1位の安心感。1日の通信量が決まったプランが有る。
通信品質No.1。家族割引など新しいサービス。
また、「IIJmio」が運営していて販売の代理店としてビックカメラが販売している「BIC SIM」や、「IIJmio」自体がMVNEとしてネットワークの運用などをサポートしている「DMMモバイル」に関しては「IIJmio」と遜色のないサービスが受けられます。
DMMモバイルに関しては、業界最安値を宣言しているため、少しでも基本料金を落としたい人にはオススメです。